これをもとに、ケアマナジャーの仕事は、要介護認定を受けた人やその
家族の依頼によって、要介護者側と相談して具体的なプランなどを
立てます。
例えば、
『訪問介護事業者から週3回3時間、ホームヘルパーを派遣してもらう。』
『毎週1回、リハビリテーションセンターへ通う。』
といったように、要介護度に応じた限度額の範囲内で、どんな機関で、どれ
くらいの頻度で、またどのような介護を受けたらよいかなどを決めていく事に
なります。
また、以前は介護認定に際しての認定調査についてもケアマネジャーの
業務の一部となっていましたが、介護保険法の改正によって、初回認定に
ついては市長村の職員が行う事になりました。
この他、更新認定については、委託を受けたケアマネジャーも行える事と
なっています。
いずれにせよ、これらの業務以外にも、福祉施設などの連絡や調整、その
後の管理など、ケアマネジャーが手掛ける業務は多岐にわたります。 |