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知っておきたいケアマネジャー用語集 |
か行
介護支援サービス
要介護者などが、保健・医療・福祉に関する多様なサービスを適切に利用
できるようにマネジメントする事。ケアマネジャーや介護支援事業者が行う。
介護認定審査会
保健・医療・福祉に関する学識経験者から構成される市町村に設置された
付属機関。要介護・要支援認定に関しての審査・判定を行う。
介護保険制度
1997年に介護保険法が成立し、2000年4月から施工された。この制度の目的
は、「加齢に伴なって生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態
となり、入浴、食事、排泄等の介護、機能訓練、看護、療養上の管理その他の
医療を要する者等」が「その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことが
できるよう」必要な保健医療サービス、福祉サービスを給付する仕組みをつくり、
「もって国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ること」と規定されている。
QOL
生活の質。精神的な満足感、幸福感も含めてとらえられる。生活全般について
満足が得られるような自立した生活を送り、QOLを高めることが、介護、医療、
福祉分野の目標になっている。
給付管理
介護サービスが実施されたのち、利用者に提供されたサービス実績を確認し、
国民健康保険団体連合会に報告する業務。
ケアプラン
要介護者や要支援者が利用するサービスを盛り込んだ計画をいう。在宅の
要介護者は居宅介護サービス計画。介護保険施設に入所している要介護者は
施設サービス計画、要支援者は介護予防サービス計画と呼ばれる。
ケアマネジメント
利用者のニーズに合った資源を開発し、他職種との連携を図りながら地域
ケアシステムを構築させていくこと。介護支援サービスと同義で使われる
事もある。
口腔ケア
口腔の清掃、歯科治療、摂食、嚥下のリハビリテーションなどにより、疾病予防、
QOLの向上を目指す。
国民健康保険団体連合会(国保連合会)
国民健康保険の規定に基づき設立された公的法人で、都道府県ごとに設置
されている。介護保険の保険給付にかかる費用の請求があった時には、支給
限度額内のサービスであるか否かを審査し、事業者や施設に支払いをする。
支払額は保険者である市町村に請求する。
骨粗しょう症
骨の質的な変化はないが、骨の絶対量の減少が生じている状態。骨密度が
基準値以下の状態。高齢者の場合は転倒による骨折の原因にもなりやすい。
骨折を伴なう骨粗しょう症は介護保険の特定疾病にあげられている。 |
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