やるからにはケアマネジャーとしての給料や待遇が気になるところですね?
でも、具体的にどれ位の給料をもらえるかは、勤める地域によって異なり
ますし、又市場の変化によっても変わってきます。
また、勤務先や経験年数によっても異なりますが、大体月収20〜30万円
の人が多いようです。
ちなみに、平成20年度のケアマネジャーの年収は平均額で、男性が423万円、
女性が366万円です。
細かくいえば、月収では25〜29万円、賞与が64〜79万円程度となって
いるようですね。
でも、実際にはケアマネジャーの仕事だけをして、このような給料が貰える
訳ではなく、ケアマネージャーとして働いている方のほとんどは、看護師、
社会福祉士、介護福祉士などを兼業しており、ケアマネージャーのみで
生計を立てているという方はほとんどいません。
というのも、ケアマネジャーとしての賃金は、毎月固定の賃金という形ではなく、
ケアプランの作成報酬という形で支給されるからなのです。
つまり、ケアマネジャーだけでは安定した年収を見込む事が出来ないため、
兼業されている方が多いという訳です。
とはいえ、ケアプランの作成報酬は1件あたり10,000円〜15,000円とされて
いるため、非常に単価の高い副業と考える事も出来ます。
また、介護福祉などを行っているならば、ケアプラン作成も派生的に行う
事が出来るため、掛け持ちというより、福祉関連の業務を行う上で必要な
資格を持っているというイメージかと思います。
ケアマネジャーの資格試験は、毎年1回、10月か11月に実施されています。
ケアマネジャーの資格試験は多岐選択式で60問、介護支援分野から25問、
保健医療サービス分野から基礎が15問・総合が5問、福祉サービス分野から
15問が出題され、介護福祉に関わる広い知識が問われます。
専門資格取得希望者が増加傾向にある現在、本格的な高齢化社会の
到来が近いこともあり、ケアマネジャーの資格はとても注目されています。
ケアマネジャーは、人の役に立てる、とてもやりがいを感じられる仕事です。
介護福祉関係の資格とともに取得しておけば、将来的に考えて有利な
資格です。 |